バレエ・オブ・ディファレンス『ON BODY~UNITXT』 RICHARD SIEGAL'S BALLET OF DIFFERENCE_UNITXT

バレエ

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時代の先端を行く振付家R.シーガルの3作品。他分野のトップ・アーティストたちとのコラボレーションを通して、「21世紀のバレエ」を多角的に追求する鬼才。 リチャード・シーガルは、アフリカにルーツをもつアメリカ人ダンサー・振付家。2005年に、ヴィジュアル・メディア、舞踊、パフォーマンスの研究・制作のための拠点「ザ・ベーカリーThe Bakery」をミュンヘンで立ち上げ、ソフトウェア・エンジニア、哲学者、建築家、サウンド・デザイナー、映像作家らと手を組みながら、諸分野が交差する斬新なプロジェクトを展開してきました。 シーガルは2016年に、ザ・ベーカリーとの協力のもと、ミュンヘンとケルンを拠点とするダンス・カンパニー「バレエ・オブ・ディファレンスBallet of Difference」を創設。その名称には、「違い(ディファレンス)」や「多様性」を尊び、社会に根付いた「標準」や「規範」を打破したいという、シーガルの強い意志が表れています。バレエ・オブ・ディファレンスを構成するのは、人種や文化的背景だけでなく、性的指向や社会的価値観をも異にする優秀なダンサーたち。「多様性」を象徴するこのカンパニーを芸術監督として率いるシーガルは、クラシック・バレエの伝統をコンテンポラリー・ダンスやポップ・カルチャーと引き合わせ、独創的な舞台を創り上げる鬼才として、多方面から注目を集めています。 番組は、シーガルの3作品を集めた舞台『ON BODY』のライブ映像。いずれの作品においても、音楽、ファッション、デザインなどの分野を牽引するトップ・アーティストたちとのコラボレーションが、「21世紀のバレエ」の在り方を追求するシーガルの果敢な姿勢を、いっそう引き立たせています。 第3部『UNITXT』にダイナミックなビートを提供しているのは、ドイツ出身のアルヴァ・ノト。実験的な電子音響音楽を手がける人気ミュージシャンで、日本では坂本龍一とのコラボレーションによって一躍、知名度を高めました。日本企業からの信頼も厚い世界的プロダクト・デザイナー、コンスタンティン・グルチッチが、この舞台にさらなる前衛性を添えています。シーガルの振付は、クラシック・バレエの要素を多分に取り入れながらも、ノトの電子音楽と細やかに連動し、複雑を極めます。その振付を難なくこなす12名のダンサーたちの高い身体能力と表現力に、目を奪われます。 〈第3部〉『UNITXT』 [出演]バレエ・オブ・ディファレンス(コンテンポラリー・ダンス・カンパニー)[振付・演出・照明・映像デザイン]リチャード・シーガル[音楽]アルヴァ・ノト[オブジェ&衣裳デザイン]コンスタンティン・グルチッチ[収録]2018年2月タンツ・ケルン(ドイツ)[映像監督]ベネディクト・メロウ

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