バーンスタインの『ヤング・ピープルズ・コンサート』第19話「コンサート・ホールの中のジャズ」 Young People's Concert Jazz im Konzertsaal

配信終了:2020年12月18日 23:59

ドキュメンタリー

  • 1時間5分
  • 1964
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ジャズとクラシックの現代音楽を融合した「サード・ストリーム」という新しい潮流。若きエリスとドルフィーの貴重映像やコープランドのピアノ、バーンスタインのファンキーな指揮など見どころ満載。 バーンスタインが「私の人生の中で最も気に入り最も誇りに思っている仕事の一つ」と語る『ヤング・ピープルズ・コンサート』は、1958年から1972年までアメリカCBSで放映された伝説のテレビ・シリーズです。 バーンスタイン自らが構成と脚本を担当し、司会と指揮を務め、子供たちに楽しくわかりやすくクラシック音楽を解説します。子供たちが純粋に音楽を楽しんでいる様子が印象的。しかも、今大人が観ても、音楽の新たな楽しみ方が発見できる驚きの内容です。演奏はニューヨーク・フィルハーモニック。 当時(1960年代中頃)ジャズとクラシックの現代的手法(12音技法や無調主義)を融合した「サード・ストリーム」という新しい音楽の潮流を紹介した第19話。「サード・ストリーム」の提唱者ガンサー・シュラーは、自作「ジャズへの旅」を自ら指揮。ジャズ版『ピーターと狼』ともいえる作品で、バーンスタインがナレーションとして物語を語ります。夭折したドン・エリス(トランペット)を中心に、今や大御所のリチャード・デイヴィス(ベース)とベニー・ゴルソン(テナーサックス)の若き日の姿が貴重。アルトサックスを吹くエリック・ドルフィーの、短いが他とは全く異質のぶっ飛んだソロはお見逃しなく。 アーロン・コープランドが自らピアノを弾く「ピアノ協奏曲」は、チャールストンのリズムにガーシュウィンのような抒情性が魅力。コープランドの飛び跳ねる両腕と、バーンスタインのファンキーな指揮に、画面から目が離せません。 最後の曲の作曲家ラリー・オースティンは、当時33歳のカリフォルニア大学の助教授。こちらはシュラーとは逆に、ジャムセッションがある現代音楽。トランペットのドン・エリスが本当にカッコイイ。 観客の子供たちが唖然としているところも面白い。 [出演]レナード・バーンスタイン(お話・指揮)ニューヨーク・フィルハーモニック、ガンサー・シュラー(指揮)アーロン・コープランド(ピアノ)ドン・エリス(トランペット)リチャード・デイヴィス(ベース)ジョセフ・コクッツォ(ドラム)ベニー・ゴルソン(テナーサックス)エリック・ドルフィー(アルトサックス)[演目]ガンサー・シュラー:ジャズへの旅、アーロン・コープランド:ピアノ協奏曲、ラリー・オースティン:管弦楽とジャズ・プレイヤーのためのインプロヴィゼーション[収録]フィルハーモニック・ホール、リンカーン・センター(ニューヨーク)[オリジナル放映日]1964年3月11日[映像監督]ロジャー・イングランダー ■字幕/1時間5分(番組枠)

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