ロッシーニ・オペラ・フェスティバル2010『シジスモンド』 Sigismondo

配信終了:2020年04月13日 23:59

オペラ

  • 2時間46分
  • 2010
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ロッシーニの生まれ故郷ペーザロで行われる「ロッシーニ・オペラ・フェスティバル」2010年開幕を飾り、賛否両論の大騒動を巻き起こした話題の公演。1814年ヴェネツィアで初演された『シジスモンド』は現在では殆ど上演されないロッシーニの中でも特に珍しいオペラ。妻に裏切られたと信じて彼女を死刑にした王シジスモンドが後悔のため狂気に陥るが、生きていた妻に再会することで正気と愛を取り戻す。 この番組は、ロッシーニの音楽スタイルを守る若手指揮者のイキの良さとベルカントの伝統を受け継ぐ歌手たちの声の競演が見どころ。指揮は地元ペーザロ出身のミケーレ・マリオッティ。33歳の若さでボローニャ歌劇場正指揮者を務めるイタリア・オペラの未来を担う注目株です。 シジスモンドを歌ったイタリア最高のメゾ・ソプラノ、ダニエラ・バルチェッローナはロッシーニのズボン役を得意とする、この音楽祭で最も愛されている歌手の一人。完璧なベルカントと英雄的人物の弱さを浮き彫りにした絶妙な演技が絶賛された。ロッシーニ歌手として名高い人気テノールのアントニーノ・シラグーサは得意とするコミカルな演技を封印し、美しい声と超絶技巧で凄みのある悪役ラディスラオを演じ、ロシアの若手ソラプノ、オルガ・ペレチャツコはその美貌と安定した高音でアルディミーラを好演。 演出家ダミアーノ・ミキエレットは、精神病院を舞台に妄想と現実の狭間で、人間の真のドラマを鮮烈に描き出します。精神病患者の強烈な演技もあって観客の反応は真二つに分かれましたが、この番組は「忘れられた作品を質の高い舞台で復活提供する」というこの音楽祭の意義を象徴した、大変貴重な記録といえます。 [ストーリー]ポーランド王シジスモンドは、王妃アルディミーラを死刑に処したと思い込み精神を病む。エジェリンダと名を偽ったアルディミーラはシジスモンドと再会し、その変わり果てた姿に胸を痛める。やがて宰相ラディスラオの謀略が明らかになり、アルディミーラが生きていることがわかるとシジスモンドは正気を取り戻す。 [出演]ダニエラ・バルチェッローナ(シジスモンド/メゾ・ソプラノ)オルガ・ペレチャツコ(アルディミーラ/ソプラノ)アントニーノ・シラグーザ(ラディスラオ/テノール)アンドレア・コンチェッティ(ウルデリーコ、ゼノヴィート/バス)マヌエラ・ビシェリエ(アナジルダ/ソプラノ)エネア・スカラ(ラドスキ/テノール) [演目]ジョアキーノ・ロッシーニ:2幕のドランマ・ペル・ムジカ『シジスモンド』(パオロ・ピナモンティ校訂によるクリティカル・エディション)[台本]ジュゼッペ・フォッパ[演出]ダミアーノ・ミキエレット[装置]パオロ・ファンティン[衣裳]カルラ・テーティ[照明]アレッサンドロ・カルレッティ [指揮]ミケーレ・マリオッティ[演奏]ボローニャ歌劇場管弦楽団及び同合唱団、ジューリオ・ザッパ(フォルテピアノ)サラ・ナンニ(チェロ/通奏低音)[合唱指揮]パオロ・ヴェロ[収録]2010年8月テアトロ・ロッシーニ(ペーザロ)[映像監督]ティツィアーノ・マンチーニ ■字幕/全2幕:約2時間46分

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