ショルティ&シカゴ響『ベートーヴェン:交響曲第1番』 Beethoven, Symphony No. 1 in C major, Op. 21

配信終了:2020年05月03日 23:59

コンサート

  • 40分
  • 1978
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ショルティ&シカゴ響『ベートーヴェン:交響曲第1番』 サー・ゲオルグ・ショルティと手兵シカゴ交響楽団が、1978年にロンドンでベートーヴェンを披露。懐かしいスタイルの重厚な交響曲第1番を堪能。  20世紀を代表する指揮者のひとりで、1997年に亡くなったサー・ゲオルグ・ショルティ(1912-1997)。数多くの録音でも独特のテンションと重量感による名演奏を聴かせた巨匠です。中でも長く音楽監督を務めたシカゴ交響楽団との録音では、指揮者とオーケストラの個性の相乗効果で、密度の高いパワフルな演奏を聴かせました。  本映像は1978年、ロンドンのロイヤル・アルバート・ホールに彼らが客演した際のもの。1階平土間の客席が取られて聴衆がひしめくように立っている様子から、プロムス音楽祭の公演のようです。それはチューニングの際、オーボエが「ラ(A)」の音を吹いたとき、なんと客席も「ア~」と歌い始めるというくだけた様子からもわかります。今のプロムスではあまり見かけないことで、時代を感じさせる光景です。他にも、ショルティは下手(しもて)側から登場し、指揮台の位置も舞台からはみ出る形で作られるなど、今とは違う様子も確認できます。  曲はベートーヴェンの交響曲第1番。ショルティの指揮ぶりは独特の力強いものです。しかも強さ一辺倒ではなく、豪快なようで繊細さもあり、ニュアンス豊かでありながらスケール感も十分と、改めて見ることで巨匠の深い芸がわかります。当時らしいスタイルのベートーヴェンですが、重厚かつしなやかな音色による構築がすばらしく、今なお楽しめる好演です。シカゴ響は高い技術はもちろんのこと、先述のような会場の雰囲気にもまったくおもねらず、硬い表情のままの演奏姿には思わずニヤリとさせられます。 [演目] ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン:交響曲第1番 ハ長調 Op.21 [指揮]サー・ゲオルグ・ショルティ [演奏]シカゴ交響楽団 [収録]1978年 ロイヤル・アルバート・ホール(ロンドン) [映像監督]ハンフリー・バートン ?■40分(番組枠)

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