ブレゲンツ音楽祭2015『ホフマン物語』 Les Contes d'Hoffmann

配信開始:2020年04月26日 06:00

オペラ

  • 3時間5分
  • 2015
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詩人ホフマンと彼が恋した3人のヒロイン(人形オランピア、歌姫アントニア、娼婦ジュリエッタ)、3人の悪魔、そして彼を見守るミューズが織りなす幻想的な物語と、有名な「ホフマンの舟歌」や「クラインザックの物語」をはじめとする豪華絢爛な音楽。オペレッタ作家として「シャンゼリゼのモーツァルト」と讃えられた19世紀フランスの作曲家オッフェンバックの最後の作品で、その死により未完に終わったオペラが『ホフマン物語』です。 この番組は、1946年の創設以来、第70回を迎えた2015年のブレゲンツ音楽祭で、湖上ではなく祝祭劇場で行われた『ホフマン物語』新制作。見どころは、オスロ出身の演出家シュテファン・ヘアハイムによる驚愕の演出。ジュリエッタはオランピアとアントニアの2人のソプラノが歌い、ホフマンの恋人ステッラ(黙役)はセクシーなブロンドヘアーとドレスの男性が演じます。そして、オランピアもアントニアもジュリエッタも、時にはミューズ(ニクラウス)も、さらにはホフマンさえも、ステッラの姿で物語が展開するのです。女装・男装の性的倒錯の中で、自我の存在という哲学的テーマがグロテスクに描かれます。 ホフマンを演じるスウェーデン人テノール、ダニエル・ヨハンソンは頻繁に女装しながらの大熱演。4つの敵役と酒場の主人の5役を演じるのはドイツの名バリトン、ミヒャエル・フォレ。オランピアはスウェーデンのソプラノ、ケシュティン・アヴェモ、アントニアはドイツの若手ソプラノで新国立劇場『フィガロの結婚』で伯爵夫人を演じたマンディ・フレドリヒ。ミューズとニウラウスにはイスラエルの若手メゾ・ソプラノ、ラヘル・フレンケル。演技派テノール、クリストフ・モルターニュがオッフェンバックそっくりの扮装で演じる召使3役にも注目。 ブレゲンツ音楽祭のレジデンス・オーケストラ、ウィーン交響楽団を指揮するのは、カナディアン・オペラ・カンパニー音楽監督で、現代音楽を得意とするドイツ生まれのヨハネス・デブス。 [出演]ダニエル・ヨハンソン(ホフマン/テノール)ミヒャエル・フォレ(顧問官リンドルフ、酒場の主人ルーテル、コッペリウス、ミラクル博士、ダペルトゥット/バリトン)ケシュティン・アヴェモ(オランピア、ジュリエッタ/ソプラノ)マンディ・フレドリヒ(アントニア、ジュリエッタ/ソプラノ)ラヘル・フレンケル(ミューズ、ニクラウス、亡霊/メゾ・ソプラノ)クリストフ・モルターニュ(アンドレ、コシュニーユ、フランツ/テノール)ベングト・オラ・モルニー(スパランツァーニ/テノール)ケティル・フガース(クレスペル/バス・バリトン)オエル・トロアデック(ナタナエル/テノール)ヨーゼフ・コヴァチッチ(ヘルマン/バリトン)ペトル・スヴォボーダ(ヴィルヘルム/バリトン)ペレ・カールソン(ステッラ/黙役) [演目]ジャック・オッフェンバック:5幕の幻想的オペラ『ホフマン物語』(マイケル・ケイ&ジャン=クリストフ・ケック版)のブレゲンツ音楽祭バージョン[脚色]シュテファン・ヘアハイム、ヨハネス・デブス、オラフA・シュミット[台本]ジュール・バルビエ[原作]エルンスト・テオドール・アマデウス・ホフマンの小説『砂男』『顧問官クレスペル』『失われた鏡像の物語』に基づくジュール・バルビエとミシェル・カレの戯曲『ホフマン物語』[演出]シュテファン・ヘアハイム[装置]クリストフ・ヘッツァー[衣裳]エステル・ビアラス[照明]フェニックス(アンドレアス・ホーファー)[ビデオデザイナー]フェットフィルム、モンメ・ヒンリクス&トルゲ・メラー[ドラマトゥルギー]オラフ・A・シュミット[指揮]ヨハネス・デブス[演奏]ウィーン交響楽団、プラハ・フィルハーモニー合唱団[合唱指揮]ルカーシュ・ヴァシレク [収録]2015年7月23日ブレゲンツ祝祭劇場「第70回ブレゲンツ音楽祭」[映像監督]フェリックス・ブライザッハ ■字幕/全5幕:3時間5分(番組尺)

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