カラヤンの『蝶々夫人』 Madama Butterfly

配信終了:2020年06月04日 23:59

オペラ

  • 2時間28分
  • 1974
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プッチーニの人気オペラ『蝶々夫人』は、明治時代の長崎を舞台に、『さくら』『君が代』『越後獅子』といった日本の音楽や、アメリカ国歌も取り入れた異国情緒の強い作品です。蝶々さんの歌うアリア『ある晴れた日に』は特に有名。 この番組は、20世紀を代表するソプラノ、ミレッラ・フレーニの蝶々さんが、カラヤン指揮ウィーン・フィルの美しいプッチーニ節にのせて全盛期の歌唱を魅せ、観る者の涙を誘います。若き日のプラシド・ドミンゴや巨匠たちに愛されたメゾ・ソプラノ、クリスタ・ルートヴィヒといった名歌手たちの若き日の歌声はいつの時代も感動的。カラヤン指揮ウィーン・フィルの陶然とした耽美的演奏も美しい。 冒頭の障子を突き破って現れるTシャツ姿のピンカートンに始まり、異様に様式化された日本家屋や神官の登場シーンなど、日本人から見れば奇想天外な故ジャン=ピエール・ポネルの演出には賛否両論。しかし、生き生きとしたドラマ展開、時に美しい視覚効果など見どころも満載。 なお、このオペラ映画は1974年1月にカラヤンが行ったセッション録音のピンカートンの部分を、ドミンゴが同年9月に録音したテイクに差し替えた音源で映像制作が行われました。 [ストーリー]親戚の非難を浴びながら改宗してまで真実の愛を貫く蝶々さんは、アメリカ領事シャープレスの忠告にも関わらずかりそめの結婚を望んだ海軍士官ピンカートンと結婚。アメリカに帰国した彼を、忠実な下女スズキと、彼との間にもうけた男の子と共に待ち続ける。3年後にピンカートンが連れてきた正式な妻ケイトを見て、真実を知った蝶々さんは自害する。 [出演]ミレッラ・フレーニ(蝶々夫人/ソプラノ)プラシド・ドミンゴ(ピンカートン/テノール)クリスタ・ルートヴィヒ(スズキ/メゾ・ソプラノ)ロバート・カーンズ(シャープレス/バリトン)ミシェル・セネシャル(ゴロー/テノール)マリウス・リンツラー(僧侶/バス)エルケ・シャリー(ケイト/メゾ・ソプラノ)ジョルジョ・ステンドロ(ヤマドリ/バリトン)ハンス・ヘルム(神官/バス)ヴォルフガング・シャイダー(ヤクシデ/バス)ジークフリート・ルドルフ・フレーゼ(戸籍係/バス)エーファマリア・フルデス(蝶々さんの母/メゾ・ソプラノ)エルナ・マリア・ミュールベルガー(蝶々さんの叔母/ソプラノ)マルタ・ハイグル(蝶々さんの従妹/ソプラノ) [演目]ジャコモ・プッチーニ:2幕のトラジェディア・ジャポネーゼ『マダム・バタフライ』[台本]ジュゼッペ・ジャコーザ&ルイージ・イッリカ[原案]ジョン・ルーサー・ロングの短編小説に基づくデイヴィッド・ベラスコの戯曲『マダム・バタフライ』 [演出・脚色・装置・衣裳・映像監督]ジャン=ピエール・ポネル [指揮]ヘルベルト・フォン・カラヤン[演奏]ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、ウィーン国立歌劇場合唱団[合唱指揮]ノルベルト・バラッチュ [音声収録]1974年1月&9月ソフィエンザール(ウィーン)[映像収録]1974年11月~12月ウニオン・フィルム・スタジオ(ベルリン) ■字幕/全2幕(映画版):約2時間28分

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