バーンスタイン&ウィーン・フィル『ベートーヴェン:交響曲第2番』 BEETHOVEN_SYMPHONY_NO._2_IN_D_MAJOR_OP.36_Bernstein.

配信終了:2020年06月21日 23:59

コンサート

  • 45分
  • 1978
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ベートーヴェン・イヤーに振り返るべき20世紀の音楽遺産。1970年代を締めくくる、バーンスタインとウィーン・フィルとの不滅のベートーヴェン・ライヴ。  ベートーヴェン生誕250年の2020年は、コンサートでも録音・映像でも、さまざまな角度からベートーヴェンへのアプローチが試みられていますが、だからこそ振り返りたいのが、1970年代にレナード・バーンスタインがウィーン・フィルハーモニー管弦楽団と録音した、ライヴ録音によるベートーヴェンの交響曲全集。今もベートーヴェン演奏史上にさん然と輝く金字塔です。1980年のレコード・アカデミー賞大賞にも輝いた名盤ですが、番組では、ユニテル社が収録したそのライヴ映像をお届けします。  1970年代にバーンスタインが最も密接な関係を築いていたオーケストラはウィーン・フィルです。バーンスタインのウィーン初登場は、1966年の国立歌劇場での『ファルスタッフ』(ヴェルディ)でした。そして1969年にはニューヨーク・フィルの音楽監督を辞任して、いよいよウィーン・フィルとの蜜月が本格化します。当時反ユダヤの傾向が根強いと言われていたウィーンで、両者の信頼関係は不思議と感じるほど深いものでした。  交響曲第2番は1978年2月の収録。前年に交響曲第5番『運命』からスタートした全集収録の第2弾がこの第2番(と第3番『英雄』)でした。1918年8月生まれのバーンスタインは収録時まだ50歳代。まさに脂の乗り切った時期と言えます。  ベートーヴェンの交響曲第2番は、前作の第1番の3年後、1803年4月にウィーンで初演されました。作曲はおもに1802年に進められたわけですが、それは有名なハイリゲンシュタットの遺書が書かれた年。耳疾患で聴覚が失われていく不安、苦悩がつづられた手紙ですが、同じ時期に作曲されたこの交響曲に、そんな絶望は感じられません。生き生きとした精気あふれるスコアから、バーンスタインが喜びに満ちた音楽をすくい取っています。  映像を収録した監督のハンフリー・バートンはバーンスタインの30年来の友人で、のちにバーンスタインの伝記(『バーンスタインの生涯』青土社)も著したTVプロデューサー。録音ディレクターはバーンスタインと200作以上のレコーディングで協働しているCBSのジョン・マクルーア。バーンスタインが最も信頼するチームとのコラボレーションにより残された20世紀の音楽遺産です。 [曲目]ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン:交響曲第2番ニ長調Op.36 [指揮]レナード・バーンスタイン[演奏]ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 [収録]1978年2月4~6日、ウィーン楽友協会大ホール(ライヴ)[録音ディレクター]ジョン・マクルーア[映像監督]ハンフリー・バートン ■45分(番組枠) 

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