カラヤンの『カルメン』 Carmen

配信終了:2020年06月25日 23:59

オペラ

  • 2時間44分
  • 1967
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フランスの作曲家ジョルジュ・ビゼーによる4幕の、本来は台詞入りオペラ。1875年パリのオペラ=コミック座での初演は意外にも不評で、ビゼーは初演からまもなく死去してしまいますが、その後台詞をレチタティーヴォ(旋律を付けて語るように歌う唱法)に改訂してから各地で成功を収め、今ではフランス・オペラの代表作として、世界各地で最も上演されるオペラの地位を確立しています。 伍長ドン・ホセは自由奔放なロマの女カルメンに魅せられ、軍隊を脱走し密輸業者の仲間入りをしてまで彼女の後を追います。一度は許嫁ミカエラと共に母の元に帰りますが、カルメンの心は既に闘牛士エスカミーリョに移っていて、捨てられたホセはカルメンを殺してしまいます。「前奏曲」「ハバネラ」「セギディーリャ」「花の歌」「闘牛士の歌」など、誰もが一度は耳にしたことのある名旋律が満載。“ファム・ファタール”カルメンを誰がどのように色っぽく歌うか、目と耳でさまざまな楽しみ方ができるのも人気の秘密かもしれません。 この番組は、1966年&67年ザルツブルク音楽祭でカラヤン自らが演出した『カルメン』を、ウィーン・フィルの演奏とともに映画仕立てで収録した映像です。1937年アメリカ生まれのグレース・バンブリーは、その豊かな声量と艶のある輝かしい声で、黒人歌手として初めてバイロイト音楽祭に出演するなど、一世を風靡したメゾ・ソプラノ。ドン・ホセを歌うジョン・ヴィッカースは、2015年7月に88歳で死去したカナダのテノール。エスカミーリョには現在カザルス音楽祭音楽監督を務めるバリトン歌手フスティーノ・ディアス。そしてミカエラを歌う若き日のミレッラ・フレーニのひたむきで美しい歌唱は必見です。 映画ならではのお楽しみとして、第2幕の酒場シーンではビゼーの歌劇『美しいパースの娘』から「ジプシーの踊り」と劇音楽『アルルの女』から「ファランドール」が特別に挿入され、マリエンヌ&スペイン舞踊団による力強いダンスが迫力満点。最後に、第1幕エンディングでカルメンの逃走を助ける謎のロマを楽しそうに演じる帝王カラヤンの姿もお見逃しなく。 [出演]グレース・バンブリー(カルメン/メゾ・ソプラノ)ジョン・ヴィッカース(ドン・ホセ/テノール)フスティーノ・ディアス(エスカミーリョ/バス・バリトン)ミレッラ・フレーニ(ミカエラ/ソプラノ)オリヴェラ・ミリャコヴィチ(フラスキータ/ソプラノ)ユリア・ハマリ(メルセデス/ソプラノ)ロバート・カーンズ(モラレス/バリトン)アントン・ディアコフ(スニガ/バス)ミレン・バウノフ(レメンダード/テノール)クルト・エクヴィルツ(ダンカイロ/バリトン)マリエンヌ&スペイン舞踊団 [演目]ジョルジュ・ビゼー:4幕のオペラ・コミック『カルメン』[台本]アンリ・メイヤック&リュドヴィク・アレヴィ[原作]プロスペル・メリメの小説『カルメン』 [指揮&演出]ヘルベルト・フォン・カラヤン[装置]テオ・オットー[衣裳]ゲオルゲス・ヴァケヴィチ[演奏]ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、ウィーン国立歌劇場合唱団[合唱指揮]ヴァルター・ハーゲン=クロル [音声収録]1967年6月ウィーン[映像収録]1967年8月ミュンヘン[映像監督]エルンスト・ヴィルト ■字幕/全4幕(映画版):約2時間44分

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