バレンボイム&ウィーン・フィル定期公演2017「アルゲリッチを迎えて」 Vienna Philharmonics - Daniel Barenboim and Martha Argerich perform Liszt and Mahler

配信終了:2020年06月23日 23:59

コンサート

  • 1時間50分
  • 2017
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新たな伝説が生まれた瞬間を見逃すな!アルゲリッチとウィーン・フィルが歴史的な初共演。圧巻のピアノにオーケストラも熱く呼応。火花散る名演が生まれた!  1941年生まれのマルタ・アルゲリッチと1942年生まれのダニエル・バレンボイムは、ともにブエノスアイレス出身の親友です。二人は2014年に15年ぶりにピアノ・デュオを組んで以来、頻繁に共演していますが、その余勢をかって、ついに念願のビッグ・プランが実現しました。アルゲリッチが初めてウィーン・フィルと共演したのです。指揮はもちろんバレンボイム。記念すべき歴史的コンサートの模様をたっぷりとご覧ください。  これまでアルゲリッチがウィーン・フィルと共演していなかったのは、女性楽員を雇用していないウィーン・フィルとの共演をアルゲリッチが拒んでいたからだと言われています。たしかに、ウィーン・フィルが初めて女性楽員を迎え入れたのは1990年代後半になってからのことでした。しかしご存知のように、当コンサートでもコンサートミストレスを務めているアルベナ・ダナイローヴァを筆頭に女性楽員の数も増え、現在では楽員の約1割が女性となっています。この日の初共演が、もちろんバレンボイムが橋渡し役になって実現したものであろうことは容易に想像がつきます。  記念すべきコンサートにアルゲリッチが選んだのはフランツ・リストのピアノ協奏曲第1番。収録当時76歳のアルゲリッチが圧巻の演奏を聴かせます。ダイナミックで痛快なタッチ。オーケストラもそれにこたえて、ウィーン・フィルらしからぬアグレッシヴな熱演が繰り広げられています。これは名演!  面白いのはトライアングル奏者の座り位置。この協奏曲は、第3楽章で登場するトライアングルがあまりに印象的なこともあって、「トライアングル協奏曲」などと揶揄されることもあるのですが、それを逆手にとって、トライアングル奏者を最前列、第1ヴァイオリンの隣に座らせるという趣向。まさに協奏曲のソリストのようで、演奏後もトライアングル奏者がアルゲリッチ、バレンボイムと手を繋いで拍手にこたえています。  コンサート後半。バレンボイムは、この十数年来、慎重にじっくりと取り組んでいるグスタフ・マーラーの交響曲第7番を取り上げました。ウィーン・フィルからじつに重々しく深い響きを引き出した、こちらも名演です。 [曲目]フランツ・リスト:ピアノ協奏曲第1番変ホ長調S.124 / R.455、グスタフ・マーラー:交響曲第7番ホ短調『夜の歌』 [指揮]ダニエル・バレンボイム[演奏]ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、マルタ・アルゲリッチ(ピアノ) [収録]2017年11月、ウィーン楽友協会大ホール[映像監督]ディック・カイス ■1時間50分(番組枠)

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