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ドゥダメル&ウィーン・フィル2018「アイヴスとチャイコフスキー」 Wiener Philharmoniker Abo-Konzert Gutavo Dodamek

配信終了:2021年03月03日 23:59

コンサート

  • 1時間25分
  • 2018
  • -

2018年2月のウィーン・フィル定期、関係の深まるドゥダメルの指揮で、アイヴスの交響曲第2番がムジークフェラインに響きわたる!

ウィーン・フィルが本拠地ムジークフェラインで行った2018年2月の定期演奏会。指揮者は2017年ニューイヤー・コンサートにも登場したグスターボ・ドゥダメル。オーケストラは、ヴァイオリンが両翼に分かれ、コントラバスは奥の壁に横一列に並ぶというニューイヤーに近い配置を採用。この番組は、チャイコフスキーの名作、交響曲第4番がメインですが、前半は何とアイヴスの交響曲第2番!
アイヴスは近代アメリカの作曲家で、作曲を学びながらも本職は保険会社の役員ということもあり、まったく独自の音楽観を確立しました。1901年完成の第2交響曲は彼の代表的な大作のひとつで、西欧の古典的な音楽形式と、アメリカの民謡やフォスターの楽しいメロディの断片が交錯する、全5楽章のユニークな傑作です。第1楽章の対位法による旋律を歌うしなやかな弦をはじめ、第3楽章やフィナーレの詩情豊かな美しさは溜め息もの。一方、楽しい場面ではオーケストラの一生懸命さが何とも微笑ましく、ウィーンの金管がアメリカ民謡を吹きまくる場面も思わずニヤリ。フィナーレのチェロ・ソロ(タマーシュ・ヴァルガのすばらしい名奏!)の場面はドヴォルザークのような懐かしさ。ドゥダメルは本作を暗譜で振り、オケを巧みに操り、ときに煽りながら、ウィーン・フィルによる美しく楽しい、痛快なアイヴス演奏を作りあげました。フィナーレの最後は一気呵成に猛進し、結尾の“オチ”も一瞬で通り過ぎるので、本作を初めて聴く方は最後の最後までお聴き逃しなきよう!
後半のチャイコフスキーの第4番もドゥダメルは暗譜で臨み、激することなく落ち着き気味に指揮していますが、こちらはオケも勝手知ったる曲であり、その情熱や歌心を存分に表現した好演が実現。ウィーン・フィルとドゥダメルの良好なコンビネーションが見て取れる、充実の公演になりました。

[演目]チャールズ・アイヴス:交響曲第2番、ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー:交響曲第4番ヘ短調Op.36[指揮]グスターボ・ドゥダメル[演奏]ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団[収録]2018年2月17日&18日ムジークフェラインザール(ウィーン)[映像監督]ディック・カイス
■約1時間25分

キャスト

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スタッフ

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