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ドゥダメル&ベルリン・フィル2018「バーンスタイン&マーラー」 Dudamel Bernstein Mahler

配信終了:2021年03月03日 23:59

コンサート

  • 1時間40分
  • 2018
  • -

ベルリン・フィルとも相性抜群の21世紀のライジング・スター、ドゥダメルによる、秀逸なバーンスタイン・プログラムが、人びとに生きる勇気を与えてくれる。

21世紀の指揮者界で最も注目を集めるライジング・スターの筆頭が、1981年生まれのグスターボ・ドゥダメルであるのは間違いありません。その彼が、2018年10月にベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の定期演奏会でレナード・バーンスタインとグスタフ・マーラーを指揮した映像をお届けします。
ドゥダメルのベルリン・フィル・デビューは2008年6月。ヴァルトビューネの野外コンサートでのスペイン音楽とラテン・アメリカ音楽によるプログラムでした。その翌年にはフィルハーモニーでの定期演奏会にも登場(セルゲイ・プロコフィエフの交響曲第5番他のロシア・プロ)。その後も頻繁に共演を繰り返し、いまではベルリン・フィルが最も共感を寄せる指揮者の一人となっています。
当番組のコンサートが行なわれた2018年は、バーンスタインの生誕100年のメモリアル・イヤーでした。バーンスタインが亡くなった1990年にまだ9歳だったドゥダメルには、バーンスタインとの直接の接点はないわけですが、ドゥダメルの名前を、クラシック・ファンの域を超えて広く有名にしたのは、シモン・ボリバル・ユース・オーケストラ・オブ・ベネズエラを指揮した『ウエスト・サイド物語からのシンフォニック・ダンス』の映像でした。会場全体を興奮の渦に巻き込んだその圧倒的な熱演は、バーンスタインへの強いシンパシーを感じさせるのにも十分なものだったのです。ここでも、じつに秀逸なバーンスタイン・メモリアル・プログラムを披露しています。
バーンスタインの『管弦楽のためのディヴェルティメント』は、ボストン交響楽団の創立100周年を記念して、同楽団の委嘱により作曲された作品です。1980年9月、ボストン交響楽団のシーズン・オープニング・コンサートにおいて、小澤征爾の指揮で初演されました。Boston(ボストン)のB(ロ音)とCentennial(100周年)C(ハ音)の音型が使われた全8楽章は、楽章ごとにさまざまなダンスの要素で構成されており、最後は華やかな行進曲「ボントン響よ、永遠なれ」で幕を閉じます。
一方、指揮者としてのバーンスタインが最も得意としていたのがマーラーの交響曲でした。つまりこのプログラムは「作曲家バーンスタイン」と「指揮者バーンスタイン」の双方に光を当てた、メモリアル・イヤーにふさわしい選曲なのです。ちなみにドゥダメルはこの翌月にもベルリン・フィルの指揮台に登場して、バーンスタイン作曲の交響曲第1番『エレミア』と、やはり指揮者バーンスタインが名盤を残しているドミートリイ・ショスタコーヴィチの交響曲第5番という、同趣向のバーンスタイン・プログラムを指揮しています。
トランペットの葬送ファンファーレから始まるマーラーの交響曲第5番には、しばしば死の影がつきまとっていることが指摘されますが、ドゥダメルとベルリン・フィルのこのうえなく美しい弦楽器群の第4楽章アダージェットや、その後に続く力強いフィナーレが、私たちに勇気を与えてくれる気がします。

[曲目]
レナード・バーンスタイン:管弦楽のためのディヴェルティメント
グスタフ・マーラー:交響曲第5番嬰ハ短調
[演奏]グスターボ・ドゥダメル(指揮)/ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
[収録]2018年10月27日、ベルリン・フィルハーモニー
[映像監督]ミヒャエル・バイアー
■約1時間38分

キャスト

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スタッフ

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