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アレーナ・ディ・ヴェローナ2012『アイーダ』 Aida(Arena di Verona, 2012)

配信終了:2021年03月04日 23:59

オペラ

  • 2時間35分
  • 2012
  • -

アレーナ・ディ・ヴェローナといえば『アイーダ』。100年前の第1回音楽祭のプロダクションを再現した、壮大な舞台で味わうヴェルディ・スペクタクル!

 『ロミオとジュリエット』の舞台でもあるヴェローナの街の夏の風物詩が、アレーナ・ディ・ヴェローナ音楽祭です。2,000年前に建造された古代ローマの円形闘技場の遺跡を利用した1万6千人収容の巨大劇場で、オペラや、最近ではバレエ、コンサートが上演される野外音楽祭。そのスタートは、1913年、ジュゼッペ・ヴェルディの生誕100年を記念して上演された『アイーダ』でした。以来、2度の大戦中の数年ずつの中止を除いて毎年開かれているこの音楽祭の、代名詞ともいえる象徴的演目となっています。番組では、ヴェルディ生誕200年を翌年に控えた2012年に、100年前の第1回の演出を再現した上演の模様をお届けします。
 100年前のプロダクションとはいえ、その舞台の壮麗さは、現在の同音楽祭の定番であるフランコ・ゼッフィレッリ演出版に勝るとも劣りません。背景となるアレーナのすり鉢状の石段もうまく活用したスケール大きな舞台に、カラフルな円柱やオベリスク、スフィンクスのある古代エジプトが出現。有名な第2幕の凱旋の場は、大勢のエキストラや本物の馬も登場する野外劇場ならではの演出で、絢爛豪華な祝祭的スペクタクルを味わうことができます。
 アイーダ役には2001年にブッセートの「ヴェルディの声」国際コンクールで第1位を獲得した中国人ソプラノ、ヘー・ホイが登場。しなやかさを備えたしっかりしたボディのある声で、世界各地の劇場から引っ張りだこという人気ぶりを実感できる存在感を示しています。
 存在感という意味で、彼女の相手役のマルコ・ベルティ(ラダメス)以上に圧倒的なのが、アイーダの父アモナズロ役のアンブロージョ・マエストリです。この経験豊富なヴェテランが登場するだけで、巨大な舞台が締まる、さすがの貫禄です。
 そして、野外劇場ながら、そんな名歌手たちの歌声がマイクなしで楽しめる音響の良さもアレーナ・ディ・ヴェローナの凄いところ。すり鉢状の構造のおかげなのか、ステージ上で普通に話している声が、楕円形の闘技場の反対側の客席でもはっきり聞き取れるほどなのです。その良好なアコースティックの一端は、番組の音声からも感じていただけるのではないでしょうか。
 オペラの物語の舞台は古代エジプト。若い将軍ラダメスは敵国エチオピア王の娘アイーダと密かに愛し合っています。しかし、アイーダに軍事機密を漏らしたために、謀反人として捕らえられるラダメス。臣下である彼に一方的に思いを寄せるエジプトの王女アムネリスは、自分を愛せば命を救うと迫りますが、ラダメスはアイーダへの思いを貫きます。ラダメスとアイーダは、永遠の愛を誓い、地下牢で死を待つのでした。

[出演]和慧〈ヘー・ホイ〉(アイーダ/ソプラノ)マルコ・ベルティ(ラダメス/テノール)アンドレア・ウルブリヒ(アムネリス/メゾ・ソプラノ)アンブロージョ・マエストリ(アモナスロ/バリトン)フランチェスコ・エッレーロ・ダルテーニャ(ランフィス/バス)ロベルト・タリアヴィーニ(エジプト国王/バス)アントネッロ・チェロン(使者/テノール)アントネッラ・トレヴィサン(巫女/メゾ・ソプラノ)ミルナ・カマラ(ダンサー)アレーナ・ディ・ヴェローナ・バレエ団(舞踊監督:マリア・グラツィア・ガルフォリ)
[演目]ジュゼッペ・ヴェルディ:4幕のオペラ『アイーダ』[台本]アントーニオ・ギスランツォーニ[原案]オーギュスト・マリエット[演出]ジャンフランコ・デ・ボジオ(1913年「第1回アレーナ・ディ・ヴェローナ」のプロダクションを再現)[振付]スザンナ・エグリ[照明]パオロ・マッツォン[指揮]ダニエル・オーレン[演奏]アレーナ・ディ・ヴェローナ管弦楽団及び同合唱団[合唱指揮]アルマンド・タッソ[収録]2012年6月アレーナ・ディ・ヴェローナ[映像監督]ティツィアーノ・マンチーニ
■字幕/全4幕:約2時間34分

キャスト

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スタッフ

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