【クラシカジャパンから重要なお知らせ】

「クラシカ・ジャパン プラス」は2021年3月31日(水)を持ちまして配信を終了することとなりました。 詳しくはホームページよりご確認ください。

ガーディナー&バイエルン放送響「宗教曲の夕べ」 John Eliot Gardiner performs Haydn, Mendelssohn and Bruckner

配信終了:2021年03月25日 23:59

コンサート

  • 1時間30分
  • 2014
  • -

「古楽出身の巨匠」×「宗教曲にも定評ある世界屈指のオーケストラ&合唱団」による、全身全霊からほとばしる熱気と厚い信仰の空間!


ドイツはもちろん世界でも最高のオーケストラの一つ、バイエルン放送交響楽団に古楽の旗手であり今や有数の巨匠指揮者の一人、ジョン・エリオット・ガーディナーが客演。さすがバロックの宗教曲のために自ら楽団や合唱団を創設したガーディナー、今回の客演でも造詣の深い宗教をテーマに見事なプログラムを組み立てました。ハイドンのラテン語によるモテットに、プロテスタントのルターのコラールをもつメンデルスゾーンの交響曲、そしてブルックナーによるカトリックのミサ曲です。どの曲もガーディナーの統率のもと、宗教曲にも定評あるこの名楽団・合唱団の優れた音楽性が最高の技術によって湧き上がり、全身全霊からほとばしる熱量がそのまま厚い信仰の空間と化すかのよう。合唱団の音楽監督は、世界最高のスウェーデン放送合唱団とその任を兼務するダイクストラですから尚更。
前半のハイドンとメンデルスゾーンで目を引くのは、チェロ以外の弦楽器が立奏していること。ハイドンでは合唱の中で古楽仕様のトロンボーンを使用し、疾風怒濤の部分がさらに力強く、この厚みと透明度の両立はさすがバイエルン。
もう一つの注目は、古楽出身の指揮者だけあって、弦楽器のビブラートを適宜抑制させていることです。メンデルスゾーン「宗教改革」の序奏はノン・ビブラート。何度か出てくる‟ドレスデン・アーメン“が敬虔で清らかな響きとなるのに大きな効果を発揮します。また力強く澄んだルターのコラール「神はわがやぐら」に始まるフィナーレで、それが最後に再び全合奏で鳴らされる時の高揚感ときたら!
ブルックナーのミサ曲は、3曲いずれもが40代前半の時の作品で、第1番は交響曲第1番より前に書かれています。これこそ彼にとって初めて公開演奏された記念すべき一作であり、ブルックナーはロマン派時代にあって、カトリック教会音楽に再び大きな貢献をしたのでした。巨匠選りすぐりの名歌手たちを加えた当演奏が聴き手にそれを想起させ、キリエの荘厳、グローリアの歓喜などを経て、最後に「ドナ・ノビス・パーチェム(われらに平安を与えたまえ)」の歌詞とともに消えていく余韻は、静かな感動を誘います。


[指揮]ジョン・エリオット・ガーディナー
[管弦楽]バイエルン放送交響楽団
[合唱]バイエルン放送合唱団
[合唱指揮]ペーター・ダイクストラ
[出演]ルーシー・クロウ(ソプラノ)ジェニファー・ジョンストン(メゾ・ソプラノ)トビー・スペンス(テノール)ギュンター・グロイスベック(バス)

[曲目]
フランツ・ヨーゼフ・ハイドン:モテット「度の過ぎた空しき苦悩」Hob.ⅩⅩⅠ:1-13c
フェリックス・メンデルスゾーン:交響曲第5番ニ短調Op.107 「宗教改革」
アントン・ブルックナー:ミサ曲第1番 ニ短調
1.キリエ/2.グローリア/3.クレド/4.サンクトゥス/5.ベネディクトゥス/6.アニュス・デイ
[収録]2014年5月29日 ガスタイク・フィルハーモニー(ミュンヘン)
[映像監督]ティロ・クラウゼ

■約1時間27分

キャスト

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スタッフ

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