ロッシーニ・オペラ・フェスティバル40周年ガラ・コンサート ROSSINI OPERA FESTIVAL GALA IN CELEBRATION OF THE 40TH

配信終了:2021年02月01日 23:59

コンサート

  • 2時間10分
  • 2019
  • -

フローレスらロッシーニ歌いが勢揃い! ロッシーニ研究と実践の最前線、ペーザロのロッシーニ・オペラ・フェスティヴァルが開催40周年を記念するガラ・コンサート

 『セビリア理髪師』や『チェネレントラ』『ギヨーム・テル(ウィリアム・テル)』などの代表作が世界の歌劇場で頻繁に上演されて愛される大オペラ作曲家のロッシーニ。しかし、じつはその一方で、全39作のオペラのうちの大半は上演の機会も少なく、長い間忘れられていた作品も少なくありません。そんな知られざるロッシーニの名作に再び光を当てているのが、1980年にロッシーニの生地ペーザロで始まった「ロッシーニ・オペラ・フェスティヴァル」(ROF)です。
 40周年のお祝いですから、これまでのROFを背負ってきたロッシーニの名歌手たちが登場しているのは順当なところです。現代最高のロッシーニ・テノールのフアン・ディエゴ・フローレスはじめ、ミケーレ・ペルトゥージ(バス)、パオロ・ボルドーニャ(バス・バリトン)、ニコラ・アライモ(バリトン)といったROF常連の男声陣が名を連ねています。ほかにも、注目のアメリカのベルカント・テノール、ローレンス・ブラウンリーや、残念ながら新型コロナ・ウイルス感染拡大の影響で公演中止になった2020年3月の新国立劇場『コジ・ファン・トゥッテ』でドラベッラ役を歌うはずだった、躍進中のメゾ・ソプラノ、アンナ・ゴリャチョーワら、すでにROFで主役級を歌う注目歌手がいる一方で、アンジェラ・ミード(ソプラノ)やフランコ・ヴァッサッロ(バリトン)はROF初登場の顔ぶれ。ミードは2018年のMETの『セミラーミデ』題名役でセンセーショナルな評判を巻き起こしたニュースターです。
 記念公演ながらステージは虚飾を排したシンプルな作りで、演出なしのコンサート形式。歌手たちの衣裳もブラックやパープルでシックな装いです。歌唱ではやはりフローレスが別格の貫禄。常連組ではアライモのドン・マニーフィコのアリア(チェネレントラ)にも大きな拍手が贈られ、女性陣ではゴリャチョーワとミードが印象に残る歌いぶりを示しています。とくに初登場ミードの強靭な声のエルミオーネは、ROF組の歌手たちとはひと味異なるアプローチが新鮮です。

[出演]
ヴァレリア・ジラルデッロ(メゾ・ソプラノ)
アンナ・ゴリャチョーワ(メゾ・ソプラノ)
アンジェラ・ミード(ソプラノ)
クラウディア・ムスキーオ(ソプラノ)
ニコラ・アライモ(バリトン)
パオロ・ボルドーニャ(バス・バリトン)
ローレンス・ブラウンリー(テノール)
カルロ・チーニ(バス)
ルジル・ガティン(テノール)
ミケーレ・ペルトゥージ(バス)
フランコ・ヴァッサッロ(バリトン)
[指揮]カルロ・リッツィ
[管弦楽]RAI国立交響楽団
[合唱]ヴェンティーディオ・バッソ劇場合唱団(合唱指揮=ジョヴァンニ・ファリーナ)

[曲目]
ジョアキーノ・ロッシーニ:
『セビリアの理髪師』より
序曲
フィガロのアリア「町の何でも屋に」(ヴァッサッロ)
バルトロのアリア「私のような偉い医者に向かって」(ボルドーニャ)
伯爵のアリア「もう逆らうのをやめろ」(ブラウンリー)

『ランスへの旅』より
メリベーア侯爵夫人とリーベンスコフ伯爵のシェーナと二重唱「私にどんな咎がありまして?…気高き魂を、おお神よ!」(ゴリャチョーワ&ガティン)

『チェネレントラ』より
ドン・マニーフィコのアリア「娘のうちのどちらでも」(アライモ)
ドン・ラミーロのアリア「そう、誓って彼女を見つけ出す」(フローレス)

『アルジェのイタリア女』より
第1幕フィナーレ「殿様、離別の旅立ちに先だって」(ジラルデッロ、ゴリャチョーワ、ムスキーオ、ボルドーニャ、ブラウンリー、チーニ、ペルトゥージ)

『エルミオーネ』より
エルミオーネの大シェーナ「彼女が勝利するなんて!…」(ミード、ムスキーオ、チーニ、ガティン)

『ギヨーム・テル』より
序曲
アルノールとテルの二重唱「どこに行く?何がお前を動揺させるのだ?」(フローレス&ペルトゥージ)
テルのアリア「動くな、膝を地につけて」(ヴァッサッロ)
アルノールのアリア「先祖より受け継いだ住処よ」(フローレス)
第4幕フィナーレ「すべては変わり、空が晴れ渡る」(ジラルデッロ、ミード、ムスキーオ、チーニ、フローレス、ペルトゥージ)

[収録]2019年8月21日、ペーザロ、ヴィトリフリーゴ・アレーナ(ロッシーニ音楽祭ライヴ)
[映像監督]ダヴィデ・マンチーニ

■約2時間10分

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