ティーレマン「ネトレプコとフローレスのチャールダーシュの女王」 Concert Gala from the Semperoper Dresden - Die Csardasfurstin

配信開始:2020年12月07日 06:00

コンサート

  • 1時間40分
  • 2014
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ネトレプコ&フローレスという21世紀最強コンビのオペレッタ!「隠れオペレッタ通」ティーレマンが豪華キャストと贈る『チャールダーシュの女王』ハイライト! 2019年1月、ウィーン・フィルのニューイヤー・コンサートに初登場して小粋なワルツやポルカを披露したクリスティアン・ティーレマン。実は、彼はウィンナ・オペレッタの大ファンでもあり、2012年から首席指揮者を務めるシュターツカペレ・ドレスデン年末恒例のジルヴェスター・コンサートでは、オペレッタ・ナンバーを何度も取り上げている「オペレッタ通」なのです。2014年のジルヴェスター・コンサートでは、アンナ・ネトレプコ(ソプラノ)とファン・ディエゴ・フローレス(テノール)という21世紀の最強コンビを主役に、カールマンの傑作『チャールダーシュの女王』が披露されました。 ゼンパーオーパーのオーケストラ・ピットを上げ、舞台上にオーケストラを配置した演奏会形式。オペレッタの特徴でもある台詞を除き、歌の部分だけで構成したハイライト上演です。ネトレプコの見事なステップ(客席がやんやの大喝采!)など多少の動きはあるものの、物語を進行する演劇的な演出を排した、見た目はまったく通常のコンサート。にもかかわらず、いや、だからこそ、と言うべきかもしれません。最高に楽しいオペレッタの世界が画面いっぱいに広がります!芝居の要素を外したことで、カールマンの音楽の素晴らしさが、あらためて濃厚に立ち昇ってくるのです。第1幕冒頭のシルヴァのアリア「ハイヤ、山こそわが故郷」はいきなりの見どころですが、こんな名ナンバーを最初から惜しげもなく繰り出してなお、最後まで魅力を失うことのない名旋律の宝庫が、この『チャールダーシュの女王』なのです。 物語は、“チャールダーシュの女王”と呼ばれる美人歌手シルヴァと、オーストリア貴族の御曹司エドウィンとの身分違いの恋を巡る騒動。シルヴァを歌うネトレプコの存在感が圧巻で、最初のひと声から、正確に言えば声を発するより前、大歓声を浴びて舞台に登場した瞬間から、プリマ・ドンナのオーラ全開。観客全員を味方に完璧な歌姫役を歌い演じ切ります。そしてフローレスのオペレッタも見もの!ブッファも第一級のベルカント・テノールの王にとって、まさに喜劇はお手のもの。しかも台詞抜きだから、彼の安定した美声がひたすら楽しめます。エドウィンの友人ボニ役のパヴォル・ブレスリク(テノール)やシュタージ役のクリスティーナ・ランズハマー(ソプラノ)など脇を固める歌手たちにも注目。 ティーレマンも、ワーグナーを振るときの鬼気迫る表情とは大違い。そのノリノリの熱演が、ゴージャスなキャスティングと相俟って、この傑作オペレッタに音楽面から新たな光を当てています。なお、第1幕のエドウィンの登場の歌として、同じカールマンのオペレッタ『モンマルトルのすみれ』から「今夜 君の夢を見た」が挿入されています。 [演目]エメリヒ・カールマン:喜歌劇『チャールダーシュの女王』ハイライト(演奏会形式)[指揮]クリスティアン・ティーレマン[演奏]シュターツカペレ・ドレスデン、ザクセン州立歌劇場合唱団、アンナ・ネトレプコ(シルヴァ/ソプラノ)ファン・ディエゴ・フローレス(エドウィン/テノール)クリスティーナ・ランズハマー(シュタージ/ソプラノ)パヴォル・ブレスリク(ボニ/テノール)セバスティアン・ヴァルティヒ(フェリ/バリトン)ベルント・ツェティシュ(レオポルト・マリア伯爵/バリトン)ホルガー・シュタイネルト(キス/バス)[合唱指揮]ヴォルフラム・テツナー[収録]2014年12月28日ゼンパーオーパー(ドレスデン)[映像監督]ハンス・ロッサヒャー ■字幕/約1時間38分

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