バレンボイム&シュターツカペレ・ベルリン『ブルックナー:交響曲第1番』 Staatskapelle Berlin-Daniel Barenboim BRUCKNER,Symphony No.1

配信終了:2020年11月03日 23:59

コンサート

  • 54分
  • 2001
  • -

バレンボイムとシュターツカペレ・ベルリンの四半世紀にわたる蜜月の集大成とも言えるブルックナー。初期交響曲の初々しい覇気が弾けるダイナミックな演奏! 幅広いレパートリーを持つダニエル・バレンボイム(1942年生まれ)ですが、「ブルックナー振り」として、現在彼の右に出る指揮者はいないでしょう。2016年には3度目の交響曲全曲録音をリリースしています。同一指揮者による3度の交響曲全曲録音は史上初の快挙で、1度目のシカゴ交響楽団(1972年~1981年録音)、2度目のベルリン・フィル(1990年~1997年録音)に続く3度目の録音をともにしたのが、シュターツカペレ・ベルリンでした。シュターツカペレ・ベルリンは、ベルリン国立歌劇場のオーケストラ。バレンボイムは1992年からベルリン国立歌劇場の音楽総監督、2000年からは同劇場のオーケストラであるシュターツカペレ・ベルリンの終身首席指揮者を務めています。四半世紀をかけて自分のオーケストラとして育ててきた伴侶なのです。その両者は2016年2月に東京でブルックナーの交響曲全曲の連続演奏という画期的なチクルスを行ないました。過去に同様の企画をウィーンとニューヨークでも実施していますが、パリでも、連続演奏ではないものの、2016年と2017年に3回に分けて全曲チクルスを行なっています(2016年9月に第4~7番、2017年1月に第1~3番、9月に第8、9番)。番組はそのライヴ映像で、会場は2015年1月にオープンした新しいコンサート・ホール「フィルハーモニー・ドゥ・パリ」です。 アントン・ブルックナー(1824~1896)が最初に作曲した交響曲は、40歳を目前にした1863年の交響曲へ短調です。しかしこれは習作として書かれたもので、ブルックナー自身が番号を与えることはありませんでした。交響曲第1番ハ短調はその3年後に書かれました。「リンツ版」と呼ばれる第1稿です。しかしブルックナーは1877年・84年に手直しを加え、さらに作曲から25年後の1891年に大改訂を行ないました(ウィーン版)。バレンボイムが用いる楽譜は、多くの指揮者が支持しているリンツ版。バレンボイム得意の重厚な音楽作りの中に、初期のブルックナーらしい若々しさが弾ける好演で、独特の個性と堂々たる風格を感じさせてくれます。 [曲目]アントン・ブルックナー:交響曲第1番 ハ短調 WAB.101(リンツ版) [指揮]ダニエル・バレンボイム [演奏]シュターツカペレ・ベルリン [映像監督]ジャン=ピエール・ロワジル [収録]2017年1月5日、フィルハーモニー・ド・パリ ■約54分

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