ティーレマン&シュターツカペレ・ドレスデン『ブルックナー:交響曲第9番』 BRUCKNER 9

配信終了:2020年11月14日 23:59

コンサート

  • 1時間7分
  • 2001
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2015年5月バーデン=バーデン聖霊降臨祭音楽祭で、クリスティアン・ティーレマンと彼が首席指揮者を務めるシュターツカペレ・ドレスデンによるブルックナー最後の未完の交響曲第9番。ティーレマンは、ハース校訂編纂による旧全集に組み込まれたアルフレート・オーレル校訂版を採用しています。 オーストリアの作曲家ブルックナーの交響曲は、ワーグナーの重厚さと長大さを持ち合わせ、自身オルガニストを務めた聖フローリアン教会のオルガンと合唱の響き、そしてオーストリアの豊かな自然が反映された独特なサウンドが、多くの音楽ファンを魅了しています。 「愛する神に捧ぐ」(Dem lieben Gott)と作曲家自身が楽譜に献辞を書いた第9番は、第3楽章までという未完成ながら、宇宙的といえる深遠な世界が感動的。第3楽章の、これまでのカオスが過ぎ去った最後の静寂に、皆さんは何を思うでしょうか。 シュターツカペレ・ドレスデンは1548年ザクセン選帝侯モーリッツが創設した宮廷楽団を前身とする世界最古のオーケストラの一つ。ハインリッヒ・シュッツやカール・マリア・フォン・ウェーバー、リヒャルト・ワーグナー、リヒャルト・シュトラウスなど音楽史上重要な作曲家が指揮台に立った由緒ある楽団。 1959年ベルリン生まれのティーレマンは歌劇場コレペティトゥーアとしてキャリアをスタート。カラヤンのアシスタントを経て、ニュルンベルク州立歌劇場、ベルリン・ドイツ・オペラ、ミュンヘン・フィルの音楽総監督を歴任。2012年シュターツカペレ・ドレスデン首席指揮者に就任し、ウィーン・フィルとウィーン国立歌劇場、ベルリン・フィルとバイロイト音楽祭でも活躍する現代最高のカリスマです。 ティーレマンとシュターツカペレ・ドレスデンは現在ブルックナー交響曲チクルスを進行中。この第9番では、ティーレマンの確信に満ちた音楽とオーケストラの熟成されたサウンドが、まるで荘厳な聖堂に響きわたる宗教音楽のよう。その圧倒的名演に、最後の音が鳴り終わっても、観客はしばらく拍手を忘れたように静けさが支配します。正面から撮影された表情や集中力を映し出すティーレマンの指揮は必見。ブルックナーはぜひ映像で観たい! [演目]アントン・ブルックナー:交響曲第9番ニ短調WAB.109(アルフレート・オーレル校訂版) [指揮]クリスティアン・ティーレマン[演奏]シュターツカペレ・ドレスデン [収録]2015年5月バーデン=バーデン祝祭歌劇場(バーデン=ヴュルテンベルク州)「バーデン=バーデン聖霊降臨祭音楽祭2015」[映像監督]アグネス・メス ■約1時間7分

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