チェコ・フィルのマルティヌー:交響曲第2番 MARTINU SYMPHONY NO.2

配信終了:2020年12月31日 23:59

コンサート

  • 27分
  • 2018
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チェコ・フィルによるマルティヌー・ツィクルスの第2番。ビエロフラーヴェク亡き後にツィクルスを担当したフルシャが、後継というにふさわしい好演を聴かせる  チェコ・フィルは2016年から首席指揮者イルジー・ビエロフラーヴェクと共に、マルティヌー交響曲全曲ツィクルスに取り組みました。ビエロフラーヴェクは2017年5月に惜しくも亡くなってしまいましたが、残りの曲が彼の愛弟子であるヤクブ・フルシャに引き継がれ、図らずもチェコの生んだ新旧名指揮者による、最高のマルティヌー全集が完成しました。会場は全て本拠地、プラハのルドルフィヌムです。  20世紀チェコを代表する作曲家のひとり、ボフスラフ・マルティヌー(1890-1959)。新古典主義的な作風で、あらゆるジャンルと楽器のために作品をのこした多作家でしたが、交響曲に取り組み始めたのは50歳を過ぎてからで、円熟の作曲技法と情熱を示す重要な作品群となりました。ナチスの台頭により1941年から祖国を離れてアメリカに移り住み、それ以降に書かれた交響曲はアメリカの指揮者やオーケストラとの関係が深いことも特徴です。  交響曲第2番は、第1番完成の翌年、クリーヴランドに住むチェコ人の依頼で1943年に作曲されました。チェコスロヴァキア共和国独立25周年当日の演奏会で、ラインスドルフ指揮クリーヴランド管弦楽団によって初演されたという経緯もあり、短めながら前向きな活力も感じられる作品です。一方、まだ戦時中で、その不安も感じられる瞬間もあります(初演当日は、ナチスによる虐殺があった母国の村を悼む、悲劇的な「リディツェへの追悼」も初演されています)。そして最後は、明るい未来を信じるかのように、決然とニ長調の明るい終結を迎えます。フルシャは東京都交響楽団ともマルティヌー全6曲を演奏しており、作曲家への共感と愛情の深さは、日本でもすでに知られている通り。今回はマルティヌー作品の経験豊かな母国の名門楽団だけに、フルシャの若々しくも適切な指揮と共に、魅力的な演奏を実現しています。 [演目] ボフスラフ・マルティヌー:交響曲第2番H.295 [指揮]ヤクブ・フルシャ [演奏]チェコ・フィルハーモニー管弦楽団 [収録]2018年6月 ルドルフィヌム(プラハ) [映像監督]アダム・レゼク

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