デ・ラ・パーラ「アドヴェント・コンサート2019」 Festive Advent Concert at the Frauenkirche Dresden (Alondra de la Parra)

配信開始:2020年12月06日 06:00

コンサート

  • 1時間
  • 2019
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最高の音楽性と敬虔な祈りが喜びを生む。古都に建つ美しきフラウエン教会伝統の、心洗われるクリスマス・アドヴェントを 古都ドレスデンに建つ、ドイツを代表するプロテスタントの寺院、フラウエン教会(聖母教会)における伝統のアドヴェント(クリスマス待降節)コンサート。ドレスデンの大空襲で破壊されたフラウエン教会は東西ドイツの統合後、2005年に再建されました。歴史に蹂躙されたドレスデンの人々にとって喜びの象徴であり、フラウエン=「花」の言葉に相応しい曲線美あふれるフォルムの教会での当コンサートは、観る者の心が清められ洗われるような時間となることでしょう。その中心となるのは、ドレスデンが誇る世界最古にして最高のオーケストラのひとつ、国立歌劇場管弦楽団=シュターツカペレ・ドレスデン(SKD)と同劇場合唱団、そしてフラウエン教会の室内合唱団です。当番組では、会堂の中からロマンティックな外の美しい夜景までを収めた2019年の公演をお送りします。 今回の注目のひとつは、メキシコ出身、美しい容姿と明朗な指揮で人気急上昇中の女性指揮者デ・ラ・パーラ。彼女に率いられたSKD&合唱団による冒頭のハイドン『天地創造』や、モーツァルト『ハ短調ミサ』はなんと喜びに満ち、壮麗であることでしょう!心から湧き出るような美しい調べが聴き手の心を充たし、会堂の空気に融け込んでいきます。SKDの透明で厚みのある柔らかい響きには敬虔さが備わり、モーツァルト歌いとして今注目のソプラノ、ミューレマンの澄み切った歌声は、このミサ曲はもちろん、ヘンデル『メサイア』のアリアでも最高の喜びを放射しています。 後半のチャイコフスキーでは一転、普段ピットでオペラやバレエを演奏するSKDが縦横無尽に流麗に、洗練された滑らかな音色で生命感あふれるドラマを音楽から引き出します。バルコニーで教会室内合唱団が歌うレーガーやデュリュフレでは、清澄な声が天から降り注ぐようで、デ・ラ・パーラが彼らを見上げて聴き入る姿が印象的。ラストには、SKDの金管が先導してソリスト、合唱が歌い、ついには観客も一緒に歌って誰もが知っているヘンデルの壮麗な讃美歌が会堂にあふれます。クリスマスの冷たく澄んだ夜空、外でパブリックビューイングを観ている人たちの顔の表情までが感動的なアドヴェント・コンサートです。 [指揮]アロンドラ・デ・ラ・パーラ [管弦楽]シュターツカペレ・ドレスデン [合唱]ドレスデン国立歌劇場合唱団(合唱指揮:ヤン・ホフマン)フラウエン教会室内合唱団(合唱指揮:マティアス・グリューネルト) [ソプラノ]レグラ・ミューレマン、ユリア・ムジチェンコ [テノール]ユリアン・プレガルティエン [曲目] フランツ・ヨゼフ・ハイドン:オラトリオ『天地創造』Hob.XXI-2から合唱「弦の調べを合わせよ」 ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル:オラトリオ『メサイア』からアリア「シオンの娘よ、大いに喜べ」 マックス・レーガー:船がやってくる フランツ・シューベルト(レーガー編): 夜と夢D827 ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト:ミサ曲ハ短調K.427第2曲「グロリア」から天のいと高きところには、神に栄光、主のみ聖なり、イエス・キリストよ、聖霊とともに、第3曲「クレド」から聖霊によりて ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー:バレエ音楽『眠れる森の美女』第1幕パ・ダクシオンからコーダ、フィナーレ シャルル・フランソワ・グノー:聖チェチーリア荘厳ミサ曲からサンクトゥス モーリス・デュリュフレ:ウビ・カリタス ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル・ヘンデル:喜べや、たたえよや(シオンの娘) [収録]2019年11月30日 ドレスデン、フラウエン教会    [映像監督]エリーザベト・マルツァー

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