ブッシュ・トリオ「ドヴォルザーク:ピアノと弦楽のための室内楽曲全集」Vol.2 Busch trio Antonin Dvo?ak's complete chamber works for piano and strings concert 2

配信終了:2021年02月03日 23:59

コンサート

  • 1時間25分
  • 2018
  • -

気鋭のブッシュ・トリオと、俊英とベテランのゲスト2人による、最高水準のドヴォルザークを。2つのピアノ五重奏曲を最高の演奏で体験できる好機。


 2012年に結成されたブッシュ三重奏団は、ヴァイオリンのマティウ・ファン・ベレン、チェロのオリ・エプスタイン、ピアノのオムリ・エプスタインにより、ロンドンで結成されました。団体名は、20世紀前半に活躍した名ヴァイオリニスト、アドルフ・ブッシュの所有していたグァダニーニの名器を使用していることから、その名を冠しました。結成直後から高水準の演奏を実現し、世界的に活躍する俊英アンサンブルです。
 彼らは2015年に「ドヴォルザーク:ピアノと弦楽のための室内楽作品全集」のCD録音を行い、熱気と情感あふれる好演をリリースしています。その好評もあり、2018年、同じ会場で同じゲストプレイヤーと共に、同じ演目のライヴ映像収録を行いました。
 エリザベート王妃音楽院ホールでの3公演の中日は、五重奏曲を中心に、ロシア出身の若きヴァイオリン奏者マリア・ミルシテインと、フランス出身でイザイ弦楽四重奏団のヴィオラ奏者ミゲル・ダ・シルヴァが加わりました。配置は弦の4人がピアノの方を向いて円陣になるという珍しいもの。
 最初の「バガテル」はヴァイオリン2人、チェロ、ピアノという珍しい編成で演奏される、音楽の喜びあふれる小品組曲です。続く2つのイ長調のピアノ五重奏曲は、ベテランのヴィオラが加わり、熱気と繊細さを兼ね備えた演奏になりました。第1番は31歳の年、作曲家としては初期の作品で、演奏機会の少ない佳品ですが、その貴重な好演が展開されます。第2番は46歳の年の作で、「ドヴォルザークのピアノ五重奏曲」といえばこの曲という人気作で、キャッチーな旋律美と圧巻の高揚感をもつ名曲中の名曲です。5人それぞれの個性と名技が発揮されながら、合奏の一体感も見事。第2楽章のピアノの美音とダ・シルヴァのヴィオラの深い美音と歌心は特筆もの。第1楽章は雄大で完成度抜群、第3・4楽章のスピード感は楽しさ満点。作品の魅力を存分に示した、見応え十分の名演です。



[演目]
アントニン・ドヴォルザーク:バガテルop.47
ピアノ五重奏曲第1番イ長調op.5
ピアノ五重奏曲第2番イ長調op.81

[演奏]
ブッシュ・トリオ[マティウ・ファン・ベレン(ヴァイオリン)オリ・エプスタイン(チェロ)オムリ・エプスタイン(ピアノ)]
ミゲル・ダ・シルヴァ(ヴィオラ)
マリア・ミルシテイン(ヴァイオリン)

[収録]2018年6月21日 ベルギー ワーテルロー(ウォータールー)、エリザベート王妃音楽院
[映像監督]フレデリック・ドレスク

■字幕/01:21:42

おすすめ