【クラシカジャパンから重要なお知らせ】

「クラシカ・ジャパン プラス」は2021年3月31日(水)を持ちまして配信を終了することとなりました。 詳しくはホームページよりご確認ください。

ゲルギエフ&ミュンヘン・フィル2020「ベートーヴェン:交響曲第7番」 Munchner Philharmoniker V. Gergiev Rossini, Mozart, Beethoven

配信終了:2021年03月31日 23:59

コンサート

  • 1時間10分
  • 2020
  • -

2020年の新様式で行われた、ゲルギエフとミュンヘン・フィル公演。彼の古典的な演目を観られる貴重な機会で、端正で格調高く、かつ愉悦あふれる演奏会を。


 2020年の新型コロナウイルスの影響によるさまざまな制限のもと行われた、ドイツの名門楽団ミュンヘン・フィルの9月公演。「新様式」による舞台配置で、弦楽器も1人ずつ譜面台を使い、各人が距離を取り、管楽器はより大きく離れています。この日は第1ヴァイオリン7人という小編成ですが、そうとは思えないくらい迫力ある響きで、さすがミュンヘン・フィルという重厚な演奏を実現しています。この配置でも音楽のスケールは大きく、最高の演奏をという意志と、楽団の伝統が感じられます。
 この日に選ばれた演目は、ウィーンで活躍した3作曲家の名作。ゲルギエフが古典的な作品を振るのを観られる機会は稀少で、その意味でも貴重な記録なうえ、大曲のときとは違う表情と細やかな実力をしっかり体験できる映像になっています。最初は、ウィーンで大人気を誇ったイタリアのロッシーニの『チェネレントラ』序曲。長年オペラ劇場のトップを張るゲルギエフだけに、輝きある端正な響きで、胸躍る愉悦も表現、オケの細かい技量も光る見事なロッシーニです。続いてミュンヘン・フィル首席ホルン奏者、チリ出身のマティアス・ピニェイラのソロで、モーツァルトのホルン協奏曲第4番を。楽々と美音を奏でるソロの名技はもちろんのこと、ゲルギエフのモーツァルトのすばらしさも特筆ものであり、音楽的で美しい聴きものとなっています。
 最後はベートーヴェンの交響曲第7番。リズムとエネルギーにあふれた名曲ですが、ゲルギエフはこの日は指揮棒を持たず、右手の震えるような動きを駆使して多くのメッセージを伝え、楽員は距離をものともせず、熱く豊かな響きで熱演を作り上げます。思わずブラボーの声が飛んでしまったのも仕方ないと思わせる充実のパフォーマンスで、舞台のマエストロと楽員は充実感あふれる表情を見せます。




[演目]
ジョアキーノ・ロッシーニ:歌劇『チェネレントラ』序曲
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト:ホルン協奏曲第4番変ホ長調K.495
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン:交響曲第7番イ長調Op.92

[指揮] ワレリー・ゲルギエフ
[演奏] ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団
マティアス・ピニェイラ(ホルン)

[収録] 2020年9月19日 ガスタイク フィルハーモニー(ミュンヘン)
[映像監督]ベネディクト・メロウ

キャスト

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スタッフ

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